ドイツゴサイコウ

ドイツ語の仕組みについて再考するブログ

語学学校あるあるその② 友達編

今日は、前回に引き続きドイツの語学学校でのあるあるを紹介していきたいと思います。今回は、こちらに来てからできる友達についてです。

 

④ドイツ人がいない

語学学校での友達に関する悩みといえば一番多いのはこれじゃないでしょうか。ドイツ人囲まれる生活を夢見て渡独した私は、この事実にかなりの衝撃を受けました。考えてみれば当たり前ですが、ネイティブスピーカーはドイツ語学校に通う必要がないですもんね(笑)

学校や大学を通して留学する場合はまた事情が大きく変わると思いますが、特にこれといったツテもないまま外国に来るとこうなります。たぶん、どこの国でも事情は似てるんじゃないでしょうか。

ドイツにいながら現地人の友達ができないジレンマを克服するには、結構な努力が必要だったりします。一番理想的なのは、ドイツ人との交流ができる場を設けている語学学校を探すこと。たまに、ドイツ語だけでなくいろんな言語が勉強できる語学学校があるので、たくさん情報収集してそういう学校を見つけられるといいかもしれません。

わたしは、ちょうど志望大学のオープンキャンパス (= Tag der offenen Tür) があったので、その時教室にいた優しそうな学生に声をかけて友達になりました。この方法で友達ができるかは結構な賭けですが、成功するとその子の友達を紹介してもらえて友達の輪が広がったりするので、挑戦する価値はあると思います。

ドイツ人の友達を見つけるまでの戦いについては、また別の記事で紹介したいと思います。

 

⑤アジア系の人とめっちゃ仲良くなれる

ドイツに来てから、人間のデフォルト設定(?)的なものを垣間見る機会が増えたのですが、これもその一つです。類は友を呼ぶと言いますが、見た目や文化の近さから自然と仲良くなる機会が多いのはアジア諸国から来た留学生の人たちでした。

日本にいたころは違いしか見えなかったけど、全く違う世界に飛び出してみると今まで見えなかった中国やタイの人たちとの共通点が発見できてすごく面白かったです。例えば理想的な授業の受け方や、年上を丁重に扱うことなど。なにより中国の子たちとは漢字という最強のコミュニケーションツールがあるので、お互いあまり話せなくてもひたすら手記で話す、みたいな遊びをよくしていました。

ドイツで過ごしていると、文化の違いに翻弄されることが本当によくあります。教育システムだったり、良しとされている振る舞い方だったり、根本的な考え方が日本とドイツではかなり違うんですよね。初めての外国で違いばかりが目に付く中で、日本と似たような文化から来ている人たちと話すのはいい経験になりました。

 

⑥日本人の友達も増える

都市にもよると思いますが、私がドイツに来て驚いたのは日本人が意外と多いことです。最近は日本でもようやくドイツブームが来てるみたいですね☺日本にいたころはドイツ好きの人と話す機会がなく学校でも変な人扱いされていたので、初めて同じ趣味を共有する人たちと仲良くなれてとても嬉しかったのを覚えています。

こちらでできた友達と交流することで、日本について私が知っているのは自分の周りにあった狭い環境のことだけなんだと実感したりして。例えば、全国では焼き鳥で豚バラを食べないらしいこととか、生まれつき方言を話さずに育ってきた人がいることとか。地味に、日本に関してもカルチャーショックを受けたりして楽しいんですよね。

私の世界にとどまっていたらきっと一生出会うことのなかったんだろうなーという人たちと、日本人という区切りがあるだけで仲良くなれるってけっこうなお得感じゃありませんか?もちろん、日本人だからってだけの理由でみんなと仲良くなれるかと言われればそれも違うのですが。

 

さて、今日は語学学校あるある第二弾をお送りしました。これは私が個人的に感じたことでしたが、皆さんはどうですか?ひとりひとりきっと違う経験があると思います。

他のあるある体験があれば、ぜひコメントしてみてください☺

 

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